おしゃれで便利な抱っこ紐のおすすめブランド【2023年最新】
妊娠中期は自分の身体の変化も経て「赤ちゃんがお腹にいること」が現実味を帯びてくる時期です。
それと同時に「そろそろ抱っこ紐などベビー用品を選ぶべきなのでは?」と焦りを感じている人も多いでしょう。
この記事はベビー用品選びの最初の一歩として、先輩ママからの意見を参考に調査した「抱っこ紐のおすすめブランド」をおすすめ商品とともに紹介します。
色々な抱っこの種類
赤ちゃんの抱っこの種類は以下の5つです。
■横抱っこ
新生児〜寝返りがうてない時期の赤ちゃんの抱き方です。
赤ちゃんに無理のないよう寝かせた姿勢をキープできます。
■たて抱っこ(コアラ抱っこ)
おおよそ生後4ヶ月程で首がすわった赤ちゃんにおすすめの抱き方です。
向かい合わせなので体もフィットします。
■おんぶ
赤ちゃんの首がすわればおんぶが可能になります。
家事をする時にも便利です。
■前向き抱っこ
生後6ヶ月〜7ヶ月ごろ、赤ちゃんの腰がすわったら前向き抱っこが可能です。
ママと同じ視界を赤ちゃんも見ることができます。
■腰抱っこ
同じく腰がすわり姿勢が安定した赤ちゃんには、ママの腰骨に座る形の腰抱っこもおすすめです。
体も自由に動かせるため赤ちゃんものびのびと過ごせます。
このように、赤ちゃんの成長やご自身の作業(家事など)に合わせて選択することができますね!
抱っこ紐の使用目的
続いては、「抱っこ紐はどんな役割を持っているの?」とお思いの人に向けて、抱っこ紐の使用目的を説明します。
【抱っこ紐の使用目的】
- 腕・肩・腰への負担を減らして育児を補助する
- 両手を開けて行動できるようにする
- 揺れることで赤ちゃんに刺激を与え、バランス感覚が養われる
- 外出機会も増え赤ちゃんの好奇心を生む
お母さんの負担を減らすだけではなく、赤ちゃんの成長にいい影響を与えるということが分かりました。
抱っこ紐の種類と特徴
抱っこ紐は大きくわけて4種類あり、バリエーションが豊富です。
種類によって機能はもちろん、使用目安の期間や価格も異なります。
自分に一番フィットするものを選びましょう!
【抱っこ紐の種類】
- ベビーキャリア
- スリング
- ベビーラップ
- ヒップシート
それでは順に紹介していきます。
最も一般的な「ベビーキャリア」
よく馴染みのあるベビーキャリアは、安定性に優れています。
新生児〜3歳児ごろまで長く使うことができ、作りがしっかりしているので体への負担も軽減されます。
抱き方は対面・前向き・おんぶなどのスタイルが可能です。
多少値が張るのと、装着に手間がかかる点がありますが、多機能さはダントツです!
近年人気上昇の「スリング・ベビーラップ」
スリング・ベビーラップは新生児から使用ができ、ともに近年人気上昇している抱っこ紐です。
お手頃価格でコンパクト、またファッションに取り入れやすいのも魅力です。
スリング(イラスト左)は片方の肩に負担がかかる作りなので、体重分散を重視する方はベビーラップ(イラスト右)がおすすめです。
密着するので赤ちゃんにもより安心感を与えられます。
たまに使うなら「ヒップシート」
ヒップシートは、商品によって使用時期が異なります。
イラストのようにウエストポーチ型の台座のみのタイプは、赤ちゃんの腰がすわると使用可能です。
腰ベルトのみのため、装着もとても簡単です。
一時的な抱っこに重宝しますので、セカンド用に購入される方が多いです。
抱っこ紐の選び方・選ぶコツ
抱っこ紐を選ぶポイントは以下の通りです。
【抱っこ紐の選び方・選ぶコツ】
- いつからいつまで使うかで種類を選択
- フィット感と着脱のしやすさは最重要
- 洗濯がしやすく通気性のあるものを!
- 男女共用できるデザインがおすすめ
おすすめは新生児から使用でき、一人でも着脱が可能なものです。
可能な限り店頭で試着などを行い、着脱が楽でフィット感があるものを選びましょう。
また、ママの気分が上がるデザインを選んでいただくのはもちろんですが、ユニセックスなデザインだとパパも使用しやすいですよ!
【種類別】抱っこ紐の人気ブランド
ベビーキャリア・おんぶ紐タイプ
まずは最も一般的なベビーキャリア・おんぶ紐タイプです。
各ブランドごとにおすすめの商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください!
■やっぱり定番!「Ergobaby(エルゴベビー)」
エルゴベビーは非常に有名な抱っこ紐専門店です。
抱っこ紐は全てSGマークが付いており、日本の安全基準に合格しています。
また抱っこ紐には、softflex™メッシュという肌触りと通気性の良いメッシュを採用しているので、付け心地がよく赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
数ある商品の中でも、スリムでフィット感があり機能面も充実している「アダプト ソフトフレックス」は特に人気です。
新生児から使用できるのはもちろん、シンプルなデザインなのでパパママで共用ができるのも魅力的ですね!
■機能性重視「BABY BJORN(ベビービョルン)」
ベビービョルンはスウェーデンの機能性にとことんこだわっているベビー用品ブランドです。
ベビービョルンの抱っこ紐の最大の魅力は、ふんわりとした付け心地と赤ちゃんへのフィット感でしょう。
特に人気の「ベビーキャリア HARMONY」はヒップシートポジションという機能が備わっており、赤ちゃんの抱っこ位置を高い位置に固定することができます。
パパママが長時間つけていても疲れないのはもちろん、伸縮性と通気性の良い3Dメッシュ素材なので赤ちゃんも快適に過ごせます。
片手で赤ちゃんを支えながら装着できる点も多くのユーザーから評価されています!
カラーバリエーションも多く、細身でスタイリッシュなのでデザインで決められる人も多いです。
実際のところ、私chisukeもこちらのクリームカラーに一目惚れをし、購入を考えています。
■堅実派には「Aprica(アップリカ)」
Apricaは創業1947年の老舗ベビー用品メーカーです。
人気商品は「コアラ」シリーズで、ママうで抱っこ・対面抱っこ・前向き抱っこ・おんぶの4WAYで使用できます。
「ママうで抱っこ」とは、自然な抱っこに近い角度でだっこできる抱っこの方法です。
通称「コアラ抱っこ」とも言われ、股関節の脱臼を防ぐとして日本整形外科学会と日本小児整形外科学会からも推奨されています。
このママうで抱っこが新生児のうちから首がすわるまで可能なのがアップリカ「コアラ」シリーズの最大の魅力です。
また、腰ベルトを抱っこ後でも左右からギュッと締めることができるためフィット感も抜群です。
腰をしっかり支えることができると、背中の反りが抑えられ腰の負担も軽減するので腰痛の心配もありませんね。
さらに、アップリカ独自の機能の「ペダル構造」により背中に手を回さずとも全ての動作が身体の前で行えます。
頭から抱っこ紐が被れるので、他社のキャリアタイプの抱っこ紐と比較すると装着が非常に簡単です!
■パパと共用も◎「Combi(コンビ)」
Combiはベビーカーやチャイルドシートでもおなじみの人気国内メーカーです。
ずばり抱っこ紐はのおすすめは最新モデルの「ジョイン EL-E」でしょう。
ジョイン EL-Eの最大の魅力は、幅広で適度な厚みがある肩パッドにより肩負担をぐっと軽減してくれる点です。
「肩パッドの厚みなどもあり、重さがあるのでは?」とお思いの方も多いでしょうが、実はたったの620gであり軽量です。
また、別売りの「インファントシート」を使用すると、赤ちゃんのM字姿勢を守りつつ優しく支えることができるので生後1ヶ月から使用することが可能です。
4WAYで様々なオケージョンで使用することができ、赤ちゃんを風や日差しから守る「おやすみフード」も簡単に取り出せるのも魅力の一つです!
一方で、生地の厚みによる夏場の蒸れと、小柄な女性だと肩紐の浮きが懸念されるという意見もあります。
しかしながら汗が染み込んだ場合は手洗いすることも可能であり、ご自身の体型に合えば快適なことは間違いないので、ぜひ一度試着をおすすめします。
■個性派さんには「sun&beach(サン&ビーチ)」
sun&beachの抱っこ紐は花柄などの個性的なデザインが選べるのが魅力です。
豊富な色・柄に加えて、日本人の体型にフィットしコンパクトで軽量な点も評価されています。
私chisukeの趣味にはなりますが、「yasou(OM-1)」という「点と線模様製作所」の岡理恵子さん・塚野刺繍さんとコラボしているデザインがとても素敵だと思いました。
真っ白ではない生成りの生地に、色とりどりの野草の刺繍をあしらったデザインは、見ているだけで穏やかな気持ちになります。
また先ほども申しましたが、日本人に最適なサイズ感とその軽量さ(約600g)も人気の理由なので機能面も十分安心できますね。
新生児から3歳まで買い替え不要で使用できるので、しっかり長く使える点もおすすめです。
他にも沢山の可愛いデザインがありますので、ぜひ一度サイトをご覧ください。
■4WAY仕様「nuna(ヌナ)」
nunaはオランダ発祥のブランドで、2020年に発売された「nuna cudl(ヌナ カドル)」という商品が人気です。
芸能人で愛用している方も多く、nunaのロゴが前面にあり日除けフードとのシックな配色とシンプルなデザインが素敵ですね。
こちら商品はベビービョルンと同じで身体の前面でバックル装着が完結するタイプです。
ショルダーストラップとウエストベルトはマジックテープ式であり、バックルの装着もマグネット式なのでどなたでも簡単に装着できるでしょう。
さらにアジャスターにより60〜145cmまで調節が可能なので、パパママ兼用にも適しています。
着脱した際の快適さですが、肩パッドに適度な厚みがあり肩への負担が少なく、メッシュ素材で風通しがいい点が評価されています。
しかしながら、抱っこ紐の前面にマグネット式のバックルが4箇所あることなどにより重さが1,200gと他社と比較すると少し重いので軽量なものをお求めの人は要注意です。
その分、マグネットによる装着の簡単さは自信を持っておすすめできます!
■隠れた名品「mont-bell(モンベル)」
アウトドアブランドのmont-bellの抱っこ紐は隠れた名品として愛用者も多いです。
人気の商品は「ポケッタブル ベビーキャリア」です。
その重さはなんと約370gという軽さで、しっかり機能面も優れているというから驚きです。
嵩張ることが多いベビーキャリアですが、こちらの商品は小さく畳むことができ、薄手なのでコートの下などに装着しても全く響きません。
なんといっても通気性の良さとガンガン丸洗いができるので、非常に便利だと言えますね。
一方で首がすわらないと使用ができないので要注意です!
価格も6,490円とかなりプチプラなので、首がすわった後のセカンドの抱っこ紐としてもおすすめです。
■アウトドアにも◎「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」
同じくアウトドアブランドであるTHE NORTH FACEの抱っこ紐もおしゃれなママに人気です。
「ベビーコンパクトキャリアー」はアウトドアのノウハウが詰まった高スペックな商品なので、特に赤ちゃんとアウトドアを楽しみたい人におすすめです。
モンベルと同じく重さは約380gと超軽量、肩や腰への負担はかなり軽減されます。
さらに日本人の肩にフィットするようショルダー部にハーネス形状を採用しているため、荷重分散性に優れ、長時間背負っていても肩が痛くなりにくいです。
夏の暑い時期でもメッシュ素材で通気性が抜群であり、乾きやすいことも魅力的です。
洗濯がOKなのはもちろん、収納袋はそのまま洗濯ネットになるという便利さなので、万が一汚れた場合も安心ですね!
またこちらもモンベル同様に首がすわった赤ちゃんから使用可能なので要注意です。
スリング・ベビーラップ
続いて、使いやすくおしゃれなスリング・ベビーラップのおすすめブランドを紹介します。
もともと海外で流行っていた商品ですが、ここ最近日本の主流になりつつあります。
コンパクトで比較的プチプラなのも魅力的ですね!
■柔らか素材の「Konny(コニー)」
konnyは韓国の抱っこ紐ブランドです。
「コニー抱っこひもフレックス」は「たまごクラブ」などの雑誌にも掲載されており有名ですね。
発売1ヶ月で1万枚の売り上げを突破している人気商品なので、私chisukeも注目しています。
落ち着いた色味に無駄のないスタイリッシュなデザイン、ワンポイントとしてペンギンのシンプルなロゴが入っているのもおしゃれです。
最大の魅力は、赤ちゃんを抱っこ紐に入れたママサイズの調節が可能であることでしょう。
パパママ共用で使う場合もサイズの調整が可能なので、サイズ選びの心配も不要ですね。
また、他社のものと比較して布面積も広いので、赤ちゃんをすっぽりと包んでくれる作りが好きという人も多いです。
■アメリカで人気!「boba(ボバ)」
bobaはアメリカ発祥のブランドで、海外らしい色柄がおしゃれで人気です。
実際に2児を持つ夫婦によって作られたブランドなので、使いやすさへのこだわりをしっかり感じることができます。
なかでもバックル・ストラップやスナップなどの部品が全くないデザインが特徴の「ボバラップ」は身体全体に体重分散がしやすいと大評判です。
生後すぐから使用することができ、赤ちゃんとの密着性が非常に高いので、赤ちゃんもママも安心できますね!
ベビーラップは巻くのに慣れるまで時間がかかるとよく言われていますが、自分で巻くからこそのフィット感はベビーラップでないと味わえません。
オーガニックコットン95%の柔らかい素材で、ファッションにも溶け込むのでおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。
■首すわり前にも!「SMORbi(スモルビ)」
SMORbiは「スモルビ軽量すやすや抱っこ紐」が人気です。
首すわり前の赤ちゃんでも安心して使用できるように、世界初の機能としてヘッドサポート機能が備わっています。
このヘッドサポート機能により赤ちゃんを抱えたままで簡単な家事なども可能なので、セカンド用ではなくメイン抱っこ紐にもおすすめできます!
コニーの抱っこ紐同様に、赤ちゃんを抱っこした状態でのサイズ調整もできるため装着も難しくありません。
また、サイズ調節部分も含めて全て一色に統一されたデザインはとてもおしゃれでファッションの邪魔をしない点も評価されています。
ちなみに補助ベルトはあっという間に収納ポーチに早変わりするので持ち運びできるコンパクトな点も嬉しいですね。
ヒップシート
最後にご紹介するのは、セカンド抱っこ紐にもおすすめのヒップシートです。
コンパクトでオケージョンに合わせて使えるのが人気の理由です。
今回はご紹介していませんが、ヒップシートとキャリアタイプが一体化した商品もありますので、ぜひ検索してみてくださいね!
■適切なサイズ感「POGNAE(ポグネー)」
POGNAEは抱っこ紐の中でも特にヒップシートに特化したブランドです。
ポグネーのヒップシートは人工工学に基づき設計されており、赤ちゃんの足を理想的なM字型に自然に広げることで安定した姿勢を維持できます。
ヒップシート付きのキャリアも人気ですが、今回はヒップシート単体の「ONEPICKヒップシート」を紹介します。
こちらのヒップシートの一番の魅力は大きすぎず小さすぎない不要なスペースを最小限に抑えた最適なサイズ感でしょう。
この計算されたサイズ感により、赤ちゃんの不安を防ぎ正しい姿勢の維持を可能にします。
また復元力の高いクッション素材を用いているので、長年使っていても半永久的に形が変わらないのも魅力的です。
デザインもシンプルなので、パパママ共用で使用できますね!
■リーズナブルな「Coperta(コペルタ)」
Copertaのヒップシートは画技られたメーカーで生産を行っており、価格もリーズナブルでお求めやすいです。
特に人気なのは「安全ベルト付きヒップシート」で、SNSで話題が沸騰した商品です。
こちらの商品は便利な3WAYタイプになっており、対面・前向き・腰抱きの全てに対応可能です。
バックルで簡単に取り付けが可能な安全ベルトと滑り止め加工のされた座面により、赤ちゃんをしっかり固定できます。
また、収納力も抜群なのでちょっとしたお出かけにもおすすめです。
公式サイトでは2023年2月現在で売り切れでしたが、楽天ではまだ販売されています。
ギフトにも!特別感のあるブランド
職場の同僚・友人・実の娘へと、抱っこ紐をギフトとして送ろうとお考えの人も多いと思います。
デザインに特別感があり、ギフトとしても喜ばれそうな抱っこ紐ブランドを2つ紹介します。
■イタリアの高級ブランド「nana'n(ナナン)」
nana'nは淡い色合いにくまのモチーフが非常に可愛らしくて、一部の女性から大人気のイタリアブランドです。
人気のキャラクターである、くまの「TATO」と「PUCCIO」のぬいぐるみは赤ちゃんのファーストトイ(初めてのお友達)としても人気が高いです。
ナナンの「ベビーキャリア(抱っこ紐)」はネイビーとベージュの2色で、表にはナナンの刺繍と上品な白いラインがあしらわれています。
対面抱っこと前向き抱っこが可能で、ベルクロサイド開口部を装備しています。
正面にはナナンのキャラクターの可愛いキーホルダーを付けることができます。
基本は公式サイトのみで販売されており、2023年2月現在はベージュは売り切れでした。
ネイビーはセール価格で販売中ですので、お早めにお求めください!
キーホルダーはこちらです。
「PUCCIO」もありますが、私は眠そうな顔の「TATO」がお気に入りです。
■海外セレブ御用達「ARTIPOPPE(アーティポッペ)」
ARTIPOPPEは海外セレブや業界ママに人気のオランダ発の抱っこ紐ブランドです。
ハイセンスなデザインが特徴で、千鳥格子柄〜ゼブラ柄など様々なデザインがあります。
人と被りたくないオシャレなママにおすすめなだけでなく、ウエストバンドに体重分散できる工夫がしてあるなど機能面も優れています。
お値は張りますが、スタイリングのアクセントになること間違いなしです!
「抱っこ紐のおすすめブランド」まとめ
今回は抱っこ紐のおすすめブランドについて、その用途や使用期間なども解説しながら分かりやすく紹介しました。
抱っこ紐は赤ちゃんが生まれた時から大活躍する最重要アイテムですので、この記事を参考にして自分にぴったりの抱っこ紐を見つけてくださいね!
楽天ROOMにておすすめのマタニティアイテムも紹介しています